「あなたの長所はなんですか？」

っと問われたら「向上心が強い」というのを一つあげる。
自分でも最近気づいたんことなんだけど
昔からこういうことをしたいとか、こんな女性になりたいっていうのはいつのまにか叶えてきていた。

例えば、私は小さい時から体が弱くて運動がまるでダメだった。
だから「スポーツができる女になりたい」って思ってた。
そしたらいつのまにか中学のバレーボール部でレギュラーでしかもエースになってた。
そして学校のスポーツテストは殆どAで持久走だけは苦手だった。

頭がそんなにいい方じゃないし皆に頼りにされる方じゃなかった。
だから「頼りにされるお姉さんみたいな人になりたい」って思ってた。
そしたら気が付けば私のことを「姐御」←ドラマの影響もあるけど、で呼ぶ人ができていた。
意見をまとめるのも、多くの人の相談をのっていたのもいつのまにか私だった。
つまりなりたかったお姉系（もとい姐御系）になっていた。

小中と恋愛大好きだったのにまるでモテなかった。
ムシロ身近な男子からは恐がられて嫌われてた。
だから「とにかくモテる女」になりたかった。
そしてそう思い始めた頃から今までを振り返ってみると…結構モテていたかもしれない。
告白だって何人からもされたし
付き合った人もいたし
噂で思いを寄せられているというのも知ったこともあった。
「男がいないわけがない」という女に周りは私を認定してくれていたことを知った。

高1でハブにされて学校にいってなかった自分が弱くて大嫌いだった。
だから「強い、誰にも負けない女になりたい」って思った。
周りの友達は私だけは敵にしてはいけないと言っているという。
なにされるか分からないかららしい。。なにもしないっちゅーの笑）
いまでは私を敵にする奴なんかいない、それだけの美と知恵と度胸を身につけたからだ。
掲げた目標は必ず叶えてきていたんだ、ということを今になって再確認したのである。
確かに振り返ってみるとそれだけの努力をしてきていた。
バレーが上手くなりたくてひたすら残って練習して真冬でも朝から自主練してたし
大人っぽくなりたくていろいろな本を読んで知恵をつけて物事を正確に冷静に見るように努めたし
ダイエットから化粧まで手をつくし試して女性誌のいい女のマナーはひたすら実行したし
弱さを認めて強くなる方法をいろんな人から学んだし…
無我夢中だったけど振り返ると結構頑張っていたかもしれないと思うとなんだか嬉しかった。

でも今の私はからっぽだ。
なんだか虚しくていつも心がぼけ〜っとしている。
そのことが私をすごく焦らす。
なにかしたい。なにかに向かって走りたい。
でも今の私にはなりたいものがない。
なりたい人間がいない。
いろいろと考えてはみたのです。
「かわいい系」→無理。似合わない。なりたくない。
「仕事ができる女」→学生です。バイト以外頑張りようがない。
「いい女」→永遠のテーマだっちゅーの。
ね？
もう私には他に考えようがないのです。
自分で自分をどうしたいのか分からないのです。
顔も分からない状態で聞くのはおかしいかもしれないかもですが…教えてください。
私にはあと、何がかけていると思いますか？
私には何があうと思いますか？
私の知らない「私」はいますか？
教えてください。。。